講師紹介
LECTURER
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講師 藤川 智子
第6回世界唎酒師コンクール2025
小売サービス部門 優秀賞
審査員SAKE HUNDRED特別賞
日本人首位に輝く!
講師の藤川 智子は、『第6回世界唎酒師コンクール』(2025年2月東京開催)に於いて、『小売サービス部門 優秀賞(優勝)』、『SAKE HUNDRED審査員特別賞』の史上初のダブル受賞を果たしました。この世界大会では入賞者3名の内、唯一の日本人として表彰されました。エントリー選手は282名(日本、中国、香港、台湾、アメリカ)唎酒師6万人の日本人トップに輝きました!
▶ 世界唎酒師コンクール 公式サイト
▶ PR TIMES 世界唎酒師コンクールにClear代表 生駒が審査員として参加。SAKE HUNDRED特別賞を、新しい市場を開拓する熱意あるプロフェッショナルに授与。
▶ Youtube サケラボちゃんねる 日本酒のプロ 唎酒師の頂点
▶ 実演ロールプレイの映像をご覧いただけます。YouTube 世界唎酒師コンクール
「少しの専門知識でお酒は10倍楽しくなる!」をモットーに、新たな気づきと共にお酒の素晴らしさを体感していただける”学びの場”を提供しています。お酒に込められた「想い」「情熱」「創意工夫」を舌と心で深く感じるために、お酒の味わいを巧みに言葉で表現しながら、更なる興味深い世界へ皆様を誘います。様々なお酒の知識とグローバルな視点とを融合させて、お酒の価値を教え伝えることを得意としています。
経歴は、大阪の大型ホテルで社員として勤務後、2006年に酒販業界でのキャリアをスタートさせ、ワインの輸入商社でソムリエ資格を取得。ヨーロッパのワイン産地に何度も足を運び、生産者から買い付けを行うバイヤーを務め、酒類卸業界での勤務を経験する。海外ワイナリーの来日時には、日本各地のソムリエを対象としたイベントでは通訳/解説を行う。その後は、2015年に大阪のワインバーでシェフ・ソムリエとして勤務しながら料飲店経営について学ぶ。並行して、百貨店や専門スーパーの酒類売り場にて販売員として勤務し、小売市場での経験を積む。
エンドユーザーに対する接客販売を行う中で、日本酒・集中の奥深さに触れる機会があり、本格的に学問として國酒文化への造詣を深める。2020年2月に藤井酒造(広島県竹原市)にて、2025年4月には本田商店(兵庫県姫路市)にて清酒造りを体験する。
2020年5月より本格的に講師活動を開始し、ワインと日本酒講座を開催。オンライン酒蔵ツアーや酒蔵ジョイントセミナーなどのイベントも企画。2023年より関西にて日本酒ナビゲーター認定セミナー、2025年より焼酎ナビゲーター認定セミナーを主催。2026年からは英語での日本酒セミナー開催。(SSI公認*)
2025年8月より、SSI唎酒師資格の大阪講習会にてテイスティング講座の担当講師を務める。
プロ向けには、飲食業/ホテル業/小売り業におけるスタッフ・トレーニングを目的とした、酒類の販売スキル強化トレーニング・セミナーを提供しています。接遇マナーや品質管理の概念、そして商品の特性を抽出し、魅力的な言葉にしてセールストークを展開する技術もお教えしています。訪日外国人客に対応した外国語(英語)での販売/接遇アプローチの技術提供も行っている。
酒類に関する資格は15種を保有。國酒に関しては外国語(英語)で認定を受ける国際資格を多数保有しており、またその他の酒類(ワイン/ビール/テキーラ)の資格も取得していることから、幅広いお酒の知識とグローバルセンス溢れるユニークなトークで皆様を和やかな雰囲気でお迎えしています。
* SSI (SAKE SERVICE INSTITUTE) 日本酒サービス研究会
TASTING ROOM F アクセス情報
グランド和酒マスターテイスター(SSI認定)
(旧呼称:酒匠 SSI研究室専属テイスター SSI認定)
唎酒マイスター (日本醸造協会認定)
日本酒学講師 (SSI認定)
日本伝統濁酒学講師 (日本伝統濁酒学講師認定委員会認定)
唎酒師 (SSI認定)
国際唎酒師 (SSI認定)
日本酒検定1級 (日本酒名人)
焼酎唎酒師 (SSI認定)
SAKE DIPLOMA(日本ソムリエ協会認定)
WSET SAKE LEVEL 3(英国政府認定)
ソムリエ(日本ソムリエ協会認定)
WSET WINE LEVEL 3 (英国政府認定)
ビアテイスター(JCBA認定)
テキーラマエストロ(日本テキーラ協会認定)
審査員
セミナー講師
唎酒師 資格取得講習会 大阪会場 講師
國酒フェア2025 (日本酒造組合中央会主催)
(株)飯田サポートシステム 販売スキル強化セミナー
阪急百貨店 日本酒催事内セミナー
J.S.A. SAKE検定講師
「お酒は勉強する時代。ただ飲むだけでは勿体ないお酒に溢れている。」
お酒を飲む人『飲み手側』がお酒に込められた「想い」「情熱」「創意工夫」を、頭で理解して、舌で味わい、そして心で深く感じること。とても豊かな気持ちになることができ、豊かな時代に私たちは生きています。少しの知識で『造り手側』と心を通わせることができ、これを共有する仲間ともかけがえのない時間を過ごすことができます。
「お酒の世界は専門的。誰かに教えてもらわなければ知り得ない素晴らしい価値がある。」
お酒文化を学ぶ選択をした人だけが、お酒の中に込められた造り手の情熱やメッセージを“お酒の味わい”から感じ取れるようになります。これを実感できたときに、お酒の愉しみが何倍にも膨らむことに繋がります。逆に勉強しなければ、お酒の素晴らしさを知らぬままに終わるかも知れません。
「お酒とは一国の文化を象徴するもの」
日本は古来より神事にお酒が必要でした。日本国民と共にあるものです。世界には様々な酒類のお酒が存在し、例えばワイン、ビール、ウィスキー、スピリッツ、紹興酒など、それぞれの産出国が国家レベルで産業として保護しています。わが国、日本を代表するお酒は日本酒、焼酎、どぶろくであり、特に日本酒は名称に国名を冠しており、まさに国のアイデンティティを象徴するものであります。
「お酒とは勤勉なる努力の結晶により受け継がれてきた魂そのもの」
お酒文化を学ぶことで自国の優れた文化を再認識できる機会となります。日本領土が育んだ日本民族特有の気質が完成させた技術はとても興味深いものです。原料の栽培の農業分野から、醸造所内での加工製造に及ぶ一連の工程では、様々に細心の注意を払ってお酒は完成されています。このことは、製造者の世界の話に留めるのではなく、飲み手側(消費者)もその献身的な努力を理解し、共に守るべき一国の文化であることを伝えるべく、講座という形で消費者への啓蒙活動を行っています。
『日本の伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産に登録。
2024年12月に日本酒・焼酎・泡盛の製造技術が世界遺産に登録されました。世界レベルで守るべき重要な文化であると認められ、日本の酒造りの技術が保護されています。日本国民がこの重要性を認識し、理解できる機会を提供してまいります。
『大阪ワインの重要性』
その歴史は古く奈良時代にまで遡ります。昭和初期、大阪は日本一のブドウ栽培面積を誇る一大産地でした。第二次大戦後の経済発展と共に様々な境遇に直面するも、長いブドウ栽培の歴史を尊重し、畑を手放さずに代々守り抜いている生産者の皆様に敬服いたします。大阪ワインの品質は向上を続けており、印象深く素晴らしい品質のワインが生産されています。
『生活の中に確固たるお酒のスペースが出来ることを信じて』
お酒の公式認定資格を取得することにより、有資格者としてのプライドが生まれ意識が高まります。常に日本のお酒が人々の生活の中にあり続け、1本でも多く消費されていくことを心から願っています。
最後に、これまで私自身がお酒文化を学ぶ中で、素晴らしい先生方との出会いに恵まれました。このことに感謝の気持ちを持ち続け、私もまた一人の講師として邁進いたします。プロとして駆け出しの頃からテイスティング能力を開発してくださり、いつも温かく励まし導いてくださった、ワインカレッジ校長 谷住 肇先生に心より深く感謝の意を表します。
問合せ先
日本酒講座、関西國酒研究会の開催情報、講師派遣等、ディナーイベントのアレンジなどのご相談はお問い合わせフォームよりお願いいたします。
神戸でスペシャル・ワインディナー会をアレンジした際の風景です。